初めての就職

初めての就職のことを少し。

大学在学中、華やかなエアライン業界に憧れ、就活をしていました。

憧れだけの軽い気持ちが見透かされたのか

結果、内定がもらえたのは、グランドスタッフの会社。

ちょっと違う。

その他に内定がもらえたのはゼネコン事務職と某インテリア会社総合職。

ちょっと違う。

そして新幹線パーサー。

なんとなくこれかなあ。

親元を離れたいこともあり、曖昧な気持ちで選んだのは

勤務地が東京になる新幹線パーサーの仕事。

皆さん一度はお目にかかったことがあるのではないでしょうか。

新幹線車内にいるワゴン販売を。

2年半勤めました。朝から晩まで大変でした。

女性の怖さを存分に思い知りました。

90人弱いた同期も一年たたないうちに半分以上やめてしまうそんな環境でした。

・何回も一緒に乗務をしたことがあるのに自己紹介必要な人

・ご挨拶しても無視する人

・用意した資料を目の前で破く人

・時刻表投げる人

・一人にだけ休憩与えない人

・もの盗む人

キリがないほど上げられます。

本当に辛かったなあ。

そんな何百人といる乗務員の中、私もお局一人に目を付けられてしまいました。

そこからはころころと転落する一方。

怒られ、無視され、陰口言われ。

周りからも嫌われている人にも嫌われるのが嫌だったんだなあ。

陰口言われて、その噂が広まることへの恐怖。

知ってます？

噂は新幹線より早いんです。

どれだけたくさんの同期や上司が励ましてくれても、

この会社にいることが怖くなってしまって退職しました。

信じて声をかけてくれた人を信じないで、何やってんだろうなあ。

自分弱いなあって、自分って何だろうなあって。

「私は私」という意識があんまりない私は、

他者によって「私」が形成されていたんだなあ

と、今振り返って思うことです。

働くうえで、転職するうえで、「確固たる自分があること」

それが大切だと、この当時はまだまだ気づけませんでした。

そしてそれは今でも自分にないもの、欲しているものだと思っています。

そんな限界感じてます。

ぼやき

幼少期に自己肯定感を育む、これが大切なんでしょうね。

自己分析をやってみたって、自己啓発本読んでみたって

どれもしっくりこない人っていらっしゃいませんか？